探偵事務所へのご相談、こんなケースはご遠慮ください
稀にではございますが、私ども探偵法務's 三重四日市にとって、対応に困るご相談をお受けすることがございます。
テレビドラマなどで描かれる探偵事務所は、時にゆったりとした雰囲気に見えるかもしれません。
しかし、実際の探偵法務's 三重四日市は、日々多くのお客様からのご依頼に対応しており、大変多忙を極めております。そのため、本来の業務とはかけ離れたご相談には、残念ながらお応えできかねる場合がございます。
これまでに私どもが経験した中で、特にご遠慮いただきたいご相談の具体例をいくつかご紹介いたします。
1. 自白を強要したい
「対象者に確実に自白させる方法を教えてほしい」
このようなご質問を、探偵事務所に投げかけるのは適切でしょうか?
もし仮にそのような確実な方法が存在するならば、私たち探偵事務所の存在意義そのものが問われることでしょう。
なお、決定的な証拠がない状況で、相手に自白を迫る(問い詰める)行為は、最も避けるべき行動の一つです。
もし失敗すれば、調査対象者は警戒心を強め、その後の証拠収集が極めて困難になります。
さらに悪いケースでは、不倫関係が終了してしまい、結果として証拠を掴むことが不可能となり、事態は解決の糸口を失ってしまうでしょう。
ちなみに、問い詰められただけで相手が自白するケースは非常に稀であり、ほとんどの浮気相手は事実を認めようとしません。
そして、もし事態が迷宮入りしてしまえば、最も悔しい思いをされるのは、他ならぬお客様ご自身です。
そのため、「確たる証拠がない段階で、相手を問い詰めて自白させようとする行為は、絶対に避けてください」としかお伝えできません。
2. 加害者側からのご相談
- 自分が探偵に調査されているか確認する方法を教えてほしい
- 自分が調査対象になっているか調べてほしい
中には、私どもに対して「自分を調査するのはやめろ」と一方的に要求するお電話もございました。
「やめないなら訴訟を起こす」とまでおっしゃる方もいらっしゃいました。
一体何を誤解されているのか、その方は私共が自身を調査していると思い込んでいらっしゃるようでしたが、実際には、私どもはそのお電話の主を調査しておらず、全く面識のない方でした。これは本当に困惑する出来事でした。
あまりにも執拗なご要求でしたので、最終的には「どうぞ訴訟を起こしてください」とお伝えし、丁寧にお電話をお切りいたしました。
まるで泥棒が警察署に電話をかけ、「私を逮捕するのはやめてほしい」と懇願しているような状況です。ご自身の言動に恥ずかしさを感じないのでしょうか。
3. 費用がない
「費用がないので、1回1万円以下で依頼できる調査プランはないか」
そもそも、探偵法務's 三重四日市のウェブサイトには料金体系を明記しております。
なぜこのような発想に至るのか、疑問に感じざるを得ません。
この事例は極端なものですが、「費用がないので安くしてほしい」というご相談は、時折お受けいたします。
お気持ちは理解できないわけではありませんが、もしそれが許されるのであれば、私自身も、明らかに予算が足りない貯金を握りしめて、高級スポーツカーのディーラーへ駆け込み、「これで売ってくれ」と懇願することになるでしょう。
4. 調査方法を教えてほしい
「自分自身で浮気調査を行う方法を教えてほしい」というご相談です。
ある意味では、これまでご紹介した中で、最も理解できるご相談かもしれません。
ただし、それは「有償で調査ノウハウを教えてほしい」とおっしゃる場合に限ります。
探偵法務's 三重四日市では、大々的な宣伝はしておりませんが、探偵調査員の育成(探偵スクール)も業務の一環として行っております。
そのため、このサービスをご利用になりたいというご意向であれば、大変有意義なご相談としてお受けできます。
しかし、実際には、調査依頼の費用が高いと感じ、無料で調査方法を教えてもらおうと電話をかけてこられた方がほとんどでした。正直なところ、そのご要望には耳を疑いました。
これは、高級料亭に電話をかけ、「食事に行くと費用が高いので、自分で作るから作り方を無料で教えてほしい」と依頼するのと同じ行為です。
5. 相談だけしたい
30分以上かけて電話で様々なご相談をお受けした後、詳しくお話を伺ってみると、
- すでに別の探偵事務所に依頼した調査が完了し、証拠も十分に揃っている。
- さらに、弁護士に依頼して訴訟手続きを開始している。
- そして、調査結果や依頼している弁護士の先生に対しても、一切不満がない。
そこで、「では、私どもにどのようなご相談をされたいのでしょうか?」と尋ねたところ、「相談が無料と記載されていたので、とにかく話を聞いてほしかった」というお答えでした。
要するに、愚痴を聞いて欲しかったのです。
世の中には、私どもの常識では測り知れない考えをお持ちの方がいらっしゃるようです。
当然のことながら、探偵法務's 三重四日市がお受けするご相談は、原則として「調査に関するご相談」であり、「調査を通じて問題解決を強く望んでいらっしゃる方からのご相談」を想定しております。
慰謝料請求に関するご相談もしたいとおっしゃいましたが、すでに弁護士に依頼し、訴訟まで開始している状況で、探偵法務's 三重四日市の法務部門(TOMO法務事務所)にご相談いただくのは、マナーに反する行為であり、担当されている弁護士の先生にも大変失礼にあたると考えます。
もし私自身がその弁護士の立場であれば、決して良い気はしないでしょう。
もちろん、実際に依頼する前に複数の事務所に相談し、比較検討することは、非常に賢明な行動だと考えております。
最終的には、
- 現在ご依頼されている弁護士の先生から、他の事務所へ乗り換えるご意向がないのであれば、むやみに他の専門家へ相談することは控えるべきであること
- もし、単にお悩みを聞いてもらい、気持ちを楽にしたいとお考えであれば、専門の「カウンセラー」にご相談されるのが適切であること
(※私自身はカウンセリング資格を保有しておりますが、探偵法務's 三重四日市ではカウンセリング業務は行っておりません。)
をお伝えし、丁寧にお電話をお切りいたしました。
皆様のお気持ちは理解できますが…(加害者側からのご相談は除く)
探偵法務's 三重四日市のスタッフ一同、私を含め、限られた時間の中で、十分な休みも取れずに日々業務に邁進しております。
そのため、私どもは「既にご依頼いただいているお客様」や「調査を通じて問題解決を強く望んでいらっしゃるお客様」のために、限られた時間と労力を最大限に活用したいと願っております。
もちろん、ご相談やお見積もりの結果、最終的にご依頼に至らなかったとしても、ご相談者様の幸せを心よりお祈りしております。
しかしながら、あまりにも常識の範囲を逸脱したご相談につきましては、何卒ご遠慮いただけますようお願い申し上げます。